「グルー」ってなに?
マツエクではエクステを自まつげに1本ずつ装着しますが、その際に使用するのがグルーと呼ばれる接着剤です。
そして、このグルーという接着剤には様々なタイプのものがありますので、マツエクをおこなう際にはアレルギー反応のことなども含めてグルーの種類にこだわり、マツエクにチャレンジしましょう。
グルーの主成分と種類について
マツエクで使用されるグルーは瞬間接着剤の部類になりますが、その主成分はシアノアクリレートという物質です。
また、この成分にカーボンやアクリル樹脂などが加わり、グルーを形成しています。アクリル樹脂は粘着性を高めるために配合され、カーボンはグルーがまつげの中で違和感が生じないように着色の意味で配合されています。
このように様々な成分からグルーは作られていますが、やはりメインはシアノアクリレートです。
しかし、このシアノアクリレートも様々なタイプがマツエクの世界に出回っており、強い粘着性を持つ工業用のエチルシアノアクリレートと、医療や化粧品などに使用されるブチルシアノアクリレートが主流です。
どちらかと言えばブチルシアノアクリレートのほうが安全性が高いといわれていますので、グルーを選ぶ際には注目したいポイントです。
グルーによるアレルギー反応
グルーは自まつげの根元から数ミリの位置に使用するため、女性の肌に直接触れることはありません。
しかし、使用した際に揮発するのです。この際に発生するのがホルムアルデヒドです。
このホルムアルデヒド自体は無色透明で日常の中にも存在している成分です。
しかし、目や鼻などに入ると刺激臭がすることもあり、アレルギー反応を引き起こすこともあります。
もちろん、すべての人がアレルギー反応を引き起こすわけではありませんが、人それぞれ個人差があるホルムアルデヒドに対する許容量をオーバーするとアレルギー反応を引き起こすこともあります。
そのため、これまではマツエクでアレルギーがなかった人も次回も同じとは限らないため、頭の中にアレルギーのことを入れておきたいものです。
グルーへの質問やパッチテストで接着剤を理解
マツエクをする以上、グルーの存在は欠かすことができないものです。
しかし、それぞれのグルーで使用されているシアノアクリレートには種類があり、どのタイプのグルーを使用しているかはサロンごとに異なります。
そのため、気になるのであればアイスタイリストにしっかり質問しましょう。
ただし、重たいエクステをつける場合には接着力の強いグルーを用いらなければならないなど物理的な事情もありますので、そのあたりも含めてアイスタイリストと話し合いましょう。
また、多くのマツエクサロンではアレルギー反応の有無を調べるためのパッチテストもありますので、しっかり受けて、安心してマツエクを進めていきましょう。