花粉症の知識や対策
今や国民病と言われる花粉症にかかっている人が多い現代ですが、まつエクをしている方でも花粉症に悩まされている方は少なくないのではないでしょうか!
目が痒かったり、鼻水が出たりお顔が腫れてしまったりなどの個人差はあるようですが、花粉症になると毎年悩まされてしまう辛い症状ですよね。
まつエクをしている方は特に目元がかゆかったりと、やりたいのに諦めかねない。
そんなあなたに少しでもまつげエクステを楽しめるように、アイスタイリストの視点から知識や対策をご紹介致します。
花粉症ってどうなったら発症するの?
花粉症は、体内に入ってきた花粉に対する体の防御反応ということです。
大量の花粉に出会うと、体は花粉を異物とみなし抗体を生み出します。
本来であれば、異物を排除するための抗体は体を守るものですが、その抗体が一定量を超えると免疫反応が過剰になり、鼻水や涙などの症状が出てしまいます。
どの程度で発症してしまうかは人それぞれで、子供の頃からなってしまう方もいれば大人になってなる方も。
去年は発症していなかったけど、今年急に発症してしまうこともあります。
そのため、花粉症を発症しないよう防ぐためには、日頃からできるだけ体内への花粉の侵入を防ぐ対策を行うことが大切です。
花粉症の場合のまつげエクステの影響は?
まつげには髪の毛と同じで毛周期という毛のサイクルがあります。
まつげは髪の毛よりも毛周期のサイクルが短く、1日3〜5本自然に抜け落ちます。
まつげの毛根は短いため、目をこすることで簡単に抜けてしまいます。そのためまつげエクステをしていることで目をこする行為は通常よりも負担がかかっていることもあり、抜けやすくなる状態になるため、花粉症の目元が痒くこすってしまう行為は花粉が舞っていない時期に比べて抜けやすくなってしまいます。
また、まつげエクステをつけていると花粉が舞う時期はエクステが花粉キャッチャーとなり症状が増す可能性もあります。
特に日中に比べて夜はアレルギー症状が強く出やすい方も多いため、寝ている間に無意識に目をこすってしまうこともあり、通常よりも多く自まつ毛が抜けてしまう可能性もあります。
花粉症でもまつげエクステを楽しみたい時は
対策やケアを理解し行うことで、少しでもまつげエクステを楽しめることはできるかもしれません。
知っているのと知らないのでは大違い、やるやらないことではまた違いが出てくるかもしれません。
自身で行なっていただける
自宅での対策・ケアについて
帰宅後のうがい・手洗い・洗顔
少しでも花粉症の症状を抑えられるように、帰ったらうがい・手洗い・洗顔を心がけましょう。
風邪と同じく、喉の粘膜から花粉を取り込まないようにするためにうがい、手に付着している花粉で目をこすってしまった時に花粉が入らないように手洗い、顔や目元・エクステに付着している花粉がそれぞれの粘膜へ付着したり、炎症につながらないようにするためにもできるようであれば洗顔までしましょう。
洗顔後、ドライヤーの風でエクステについた花粉を飛ばしましょう
洗顔である程度流せるかもしれませんが、エクステの持ちを良くすることも考えて冷風で下から上に向かって乾かしましょう。
またその後、さらにスクリューブラシでまつげエクステをとかし最後まで残っている花粉があったら残らず取り除きます。
ブラシを通すことで、エクステの絡んだ毛も整い、持ちがよくなることにもつながります。
この冷風でまつげを下から上に向かってあてること、ブラシを通すことは洗顔をしない状況でも目元がかゆい時など行うことで、多少症状が軽減される可能性がありますので試してみましょう。
サロンで花粉症の方に対して行える対策
目頭は極力あけて、エクステを付けるスタートの位置をずらす
花粉症の際目がかゆくて目頭をこする行為が多くなります。
その場合エクステが付いていると、自まつ毛に負担を与えてしまい、抜けて自まつ毛が少なくなってしまう原因になりますので、サロンで行う一つの工夫として目頭には付けないように少しあけて付けることをおすすめしています。
いつもより細く、短めのエクステに変更してみる
エクステを付けることにより、エクステが花粉をキャッチする役割になったりします。
そのため、少しでもその役割を減らすためにも、また万が一目を掻いてしまうことを想定したとしても自まつ毛の負担を少しでも減らすことを考え、細めのものを選んだり短めに変更をすることをおすすめしています。
花粉の時期、思い切ってまつエクをお休みをする
無理してエクステを付けることにより、目がかゆくてかいてしまうことで自まつ毛に負担を与え、抜けて少なくなってしまうこともあります。
かゆくなってしまう症状が出てしまう場合は、一度その期間をお休みし、自まつ毛の育毛期間としてケアを行う方も多いです。
またそうすることで、今までよりしっかりした自まつ毛になることも!
花粉の時期をあけた後のまつげエクステをより楽しむこともできますので、美容液などを使用してケアすることをおすすめします。
結論としてまつげエクステを行うにも花粉症の場合、目をこすってしまう、ということが自まつ毛にとって一番のネックになります。
より目をかかないように、かゆみを軽減するためにはどうしたらいいのか、またかいてしまった時のことを考えていかに自まつげへの負担を減らすか、というところに焦点を置き、ケアや対策を考えていくことが大事です。
うまく自身にあった対策やケアを行うことで、エクステを楽しめている方も多いので気になった方はぜひ担当のアイスタイリストさんに聞いてみることも大事です。
アイスタイリストの目線からの対策ですが、少しでもお役に立てるようにアドバイスや付け方を工夫しますのでご相談お待ちしております。